馴致

馴致

馴致とは、馬が人を乗せてレースに出すまでのルールを教えていく作業です。

人を乗せて走ることは、競走馬として必須ですが、手入れ、トレーニング、輸送、装蹄、ゲートなどの数多くの物事を、人とともに落ち着いて実施できるようになって、初めて競走馬としてのデビューが可能になるのです。

競走馬の馴致は生まれ落ちたときから、出走という目標に向けて始まっています。

つまり、日々の馬への接し方が馴致であるといえます。

このため取扱者は、馬の状況に合わせ、それぞれの時期に済ませなければならない躾(しつけ)や作法を、確実に積み重ねていくことが重要です。

馴致に必要なポイント

  • 人馬の信頼関係を築くこと
  • 人が馬のリーダーとなること
  • 馬に経験を積ませること
  • 段階的に進めること
  • 明確な指示を出すこと

馴致に対しての心構え

馴致とは、馬を目標に導く事で、馬を観念させることではありません。

馬にさせるのではなく、馬がそうするように仕向ける姿勢が重要であり、要求に答えた時には、しっかりほめる必要があります(声でも愛撫もOK)。

馬の状態を無視して過度に行ってはいけません。

重要なのは、人と一緒にいることで安心できる関係、雰囲気作りであり、この取り組みは生まれて間もない時期から開始されます。

馴致をスムーズに進めるために最も重要なことは、人馬の信頼関係を築く事なのです。

2010年03月21日